地震保険、2017年1月に大幅改定あり!

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日本は地震大国。

東日本大震災以降、地震はもちろん火山活動など自然災害が増えています。

この度、まさかの熊本県地域での大地震。

ラン仲間の自宅やご実家も被災され、救援活動や避難所生活の状況をワイドショーなどで目にすると、心痛いです。

映像で映された、無残にも倒壊した家屋・・

住まれていた方は無事なのか・・と思いつつ、仕事柄(保険コンサルタント)なのか、

かっちん
ここの方、地震保険に加入してたのかなぁ・・

と心配をしてしまいます。

ちなみに、地震保険の加入率は全国で3割程度なのです。

その地震時の建物の損害をカバーしてくれるが地震保険です。

かっちん
まずは地震保険の基本を理解しておこう

地震保険とは、地震や噴火またはこれらによる津波を、直接または間接の原因とする火災、損壊、埋没、流出などによって、保険対象に生じた損害について保険金が支払われるもの。
地震が原因で火災に遭った場合は、火災保険ではなく地震保険から保険金が支払われます。

地震保険は単体では加入できず、火災保険とセットでの加入となります。
火災保険だけでは、地震により発生した火災などの損害は補償されないので注意しましょう。

ただし、火災保険とは異なり建て替えなどの費用を保障するものではなく、被害の程度を
区分し、保険金額の一定割合を受け取ることができます。

要するに建物や家財を再建するための資金というより、生活再建に向けた一時金と考えた方が分かり易いかもしれません。

※地震保険だけでは、ご契約できません。火災保険とあわせてご契約となります。
※火災保険のご契約期間の途中からでもご契約できます。

そして、地震保険の大幅な改定が2017年1月に予定されています。
主な改定点は以下のとおり。

①保険料の改定(2017年1月に全国平均で5.1%値上げ、以降段階的に見直し。
合計では全国平均で19%上昇予定)

②損害状況の区分の変更(現在の半損が大半損と小半損に細分化)
地震リスクが高まるなか、地域によっては保険料が大幅に値上げされる予定です。
今回は段階的に保険料が見直されるため、保険料が上がる地域は5年契約にするなど、
できるだけ長期で契約した方お得になる場合があります。

損害区分

また、年末調整でもお馴染みの『地震保険控除』も適応があります。

こちらに関しては、年末に生命保険控除と共に詳しくやりますからね。

かっちん
いづれにしても、きちんと備えないとですな。
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    ■昭和42年2月13日生 ■出身:群馬県伊勢崎市 ■住まい:東京都墨田区京島 ■趣味:ランニング・ゴルフ・クレー射撃・狩猟 ■保有資格 ・相続診断士 ・二級ファイナンシャルプランニング技能士 ・AFP(日本ファイナンシャル・プランナー協会) ・福祉住環境コーディネーター