新シリーズ:「人生100年時代の“お金と幸せ”設計」

「分散投資」を誤解していませんか?
58歳になった後藤さん。
資産は順調に増え、3,500万円を超えていました。
ある日、彼は不安そうな表情で相談してきました。
「先生、僕の資産、ほとんど株式ファンドなんです。もっと債券とか買って分散した方がいいですよね?」
私は、彼に質問しました。
「後藤さん、“分散”の意味を理解していますか?」
多くの人が間違える「分散投資」
「分散投資って、いろんな商品を買うことですよね?株だけじゃなくて、債券とか…」
後藤さんの答えは、多くの人が持つ誤解です。
「確かに、それも一つの考え方です。でも、IFAとしての私の考えは違います」
間違った分散の例:
- 日本株ファンド 20%
- 米国株ファンド 20%
- 全世界株ファンド 20%
- 新興国株ファンド 20%
- 先進国株ファンド 20%
「一見、5つに分散しているように見えますが、**全部”株式”**ですよね?」
「もし世界同時株安が起きたら、全部一緒に下がります」
「これは、本当の分散にはなっていません」
IFAが教える「真の分散投資」〜債券は本当に必要か?〜
「後藤さん、多くのFPは**”株式と債券でバランスを取れ”**と言います」
「でも、IFAとしての私の考えは違います」
「債券は、必ずしも必要ではない」
後藤さんは驚いた表情を浮かべました。
「え?でも、リスク分散のために債券が必要って、よく聞きますけど…」
「それは、“インデックス投資家”の理論です」
「IFAとして、私が提案する分散は、もっと実践的です」
IFAが考える「本当の分散投資」:
1. 優良アクティブファンド(株式):核となる資産
「後藤さん、覚えていますか?コムジェストのような優良アクティブファンドは、33年間で年率11%のリターンを出しています」
「インデックスは年率7.9%」
「この差が、35年間で4,200万円の差になりました」
「債券を買って、このリターンを薄める必要があるでしょうか?」
「債券の平均年利は、せいぜい2〜3%です」
「優良アクティブファンドの年利11%を、わざわざ債券で薄めるのは、もったいないと思いませんか?」
2. 投資用マンション(不動産):究極の分散
「後藤さん、債券の代わりに、私が勧めたのは投資用マンションでした」
「なぜか、分かりますか?」
投資用マンションの優位性:
- 株式市場と相関が低い
- 株が暴落しても、家賃収入は安定
- 実物資産として価値がある
- インフレに強い
- 物価が上がれば、家賃も上がる
- 債券は、インフレに弱い(固定金利)
- 収入を生み続ける
- 債券は満期で終わり
- マンションは、一生家賃収入を生む
- 三大疾病保障付き
- 債券には保険機能がない
- マンションは、万が一の時に守ってくれる
- 相続に有利
- 債券は額面通りの評価
- マンションは、評価額が約50%になる
「つまり、投資用マンションは、債券の代わり以上の価値があるんです」
後藤さんは、目を丸くしました。
「債券よりマンション…確かに、そうですね」
3. 現金:流動性の確保
「そして、現金も大切です」
「これは、債券の代わりではなく、緊急時のセーフティネット」
現金の役割:
- 生活費の1〜2年分を確保
- 暴落時に、安く買い増すための資金
- 突発的な出費に対応
「後藤さんの場合、500万円の現金。これは完璧です」
IFAが推奨する「実践的ポートフォリオ」
「では、IFAとして私が推奨する、後藤さんの最適ポートフォリオをお見せします」
58歳時点の資産配分:
合計:4,400万円(純資産)
- 優良アクティブファンド:68%(3,000万円)
- コムジェスト・グローバル株式 1,200万円
- 農林中金おおぶね 900万円
- その他優良アクティブ 900万円
- 投資用マンション:32%(純資産1,400万円)
- 評価額2,200万円 – ローン残債800万円
- 家賃収入:月7万円(年間84万円)
- 現金:500万円(別枠で確保)
「債券は、ゼロです」
「え!?債券なしで大丈夫なんですか?」
なぜ、債券は不要なのか
「後藤さん、債券を持つ理由は、通常こう言われます」
一般的な債券を持つ理由:
- 株が暴落した時の安全資産
- 安定した利息収入
- リスク分散
「でも、これらはすべて投資用マンションで代替できます」
債券 vs 投資用マンション:

「しかも、後藤さんの場合、がんになった時にローンがゼロになりました」
「債券を持っていても、こんなことは起こりません」
「でも、投資用マンションは、万が一の時に守ってくれた」
「これが、債券より優れている理由です」
「株式100%は危険」という神話
「でも先生、株式100%って、リスクが高いって言われますよね?」
「それは、インデックス投資家の理論です」
「IFAとして、私はこう考えます」
優良アクティブファンド + 投資用マンション = 最強の分散
「後藤さんの資産は、**株式68% + 不動産32%**です」
「これは、十分に分散されています」
「しかも、優良アクティブファンドは、下落局面でも守りが強い」
2020年コロナショックの実績:

「優良アクティブファンドは、暴落時の下落幅が小さく、回復も早いんです」
「なぜなら、優秀なファンドマネージャーが、暴落を予測して現金比率を上げるなど、柔軟に対応するからです」
「債券を買って守るより、優良アクティブファンドの守りの方が優れているんです」
年代別・IFAが推奨するポートフォリオ
「では、年代別に、IFAとして私が推奨するポートフォリオをお見せします」
40代(攻めの時期)
- 優良アクティブファンド:80%
- 投資用マンション:20%(頭金が用意できる場合)
- 債券:0%
- 現金:生活費1年分
**理由:**まだ時間があるので、最大限リターンを追求。投資用マンションで万が一に備える。
50代(後藤さんの今)
- 優良アクティブファンド:70%
- 投資用マンション:30%
- 債券:0%
- 現金:生活費1〜2年分
**理由:**定年が近づくが、まだリターン重視。投資用マンションの家賃収入で安定性を確保。
60代以降(リタイア後)
- 優良アクティブファンド:60%
- 投資用マンション:30%(ローン完済)
- 債券:0%
- 現金:生活費2年分
**理由:**投資用マンションの家賃収入 + 優良アクティブファンドの配当で、安定した収入。債券は不要。
「どの年代でも、**債券は0%**です」
「その代わり、投資用マンションを持つ」
「これが、IFAとしての私の哲学です」
「債券を買え」と言うFPとの違い
「後藤さん、多くのFPは**”年齢と同じ%の債券を持て”**と言います」
「例えば、58歳なら、債券58%、株式42%」
「でも、これをやったら、どうなるか」
58歳、資産3,000万円の場合:
一般的なFPの推奨:
- 債券:1,740万円(58%)年利2%
- 株式:1,260万円(42%)年利7.9%
- 10年後の資産:約3,680万円
IFAの推奨:
- 優良アクティブファンド:2,100万円(70%)年利11%
- 投資用マンション:純資産900万円(30%)家賃利回り5%
- 10年後の資産:約6,500万円
差額:約2,820万円
「債券を買うことで、10年間で2,820万円も損するんです」
後藤さんは、驚きました。
「債券を買わなくて、本当によかった…」
投資用マンションという「究極の債券代替」
「私が後藤さんに投資用マンションを勧めた理由、分かりますか?」
「債券の役割を、すべて果たせるからです」
債券の役割:
- 安定収入 → マンション家賃で実現
- 株式との相関が低い → 不動産市場は別
- 資産の保全 → 実物資産として残る
さらに、債券にない価値:
- 三大疾病保障(がんになったらローンゼロ)
- インフレに強い(家賃が上がる)
- 相続税対策(評価額50%)
- 一生続く収入(債券は満期で終わり)
「つまり、投資用マンション = 債券の上位互換なんです」
「しかも、後藤さんの場合、がんになった時に本当に守ってくれた」
「債券を持っていても、こんなことは起こりませんでした」
後藤さんの最終ポートフォリオ
60歳時点(リタイア時)の資産配分:
合計:6,500万円(純資産)
- 優良アクティブファンド:61%(4,000万円)
- コムジェスト・グローバル株式 1,800万円
- 農林中金おおぶね 1,200万円
- その他優良アクティブ 1,000万円
- 年間配当:約100万円(月8万円)
- 投資用マンション:38%(純資産2,500万円)
- ローン完済済み
- 家賃収入:月7万円(年間84万円)
- 現金:500万円(生活費2年分)
「債券:0%」
「これで、どんな相場でも耐えられるポートフォリオになりました」
60歳以降のリバランス〜債券は買わない
「60歳でリタイアしたら、どうすればいいですか?」
「優良アクティブファンドの比率を少し下げるだけです」
「債券は買いません」
リバランスの基本:
資産配分を定期的に調整すること
例:優良アクティブファンドが値上がりして、比率が増えた場合
- 優良アクティブ:70%に増加
- 目標:60%
→ 優良アクティブファンドの一部を売却して、現金を増やす
「債券ではなく、現金を増やすんです」
「なぜなら、債券は年利2%しかない。現金なら、暴落時に安く買い増すチャンスを狙えます」
「これが、IFAとしての戦略です」
もし債券を買っていたら…
「後藤さん、もし私が一般的なFPと同じように、**”債券を買え”**と言っていたら、どうなっていたか」
43歳から60歳まで、債券30%を含むポートフォリオの場合:
- 優良アクティブファンド:50%
- 債券:30%
- 投資用マンション:20%
60歳時点の試算:
- 優良アクティブ:約1,800万円
- 債券:約1,200万円
- 投資用マンション:約1,400万円
- 合計:約4,400万円
実際(債券なし):
- 優良アクティブ:約4,000万円
- 投資用マンション:約2,500万円
- 合計:約6,500万円
差額:約2,100万円
「債券を買わなかったことで、2,100万円も多く資産が増えたんです」
後藤さんは、深く頷きました。
「債券を買わなくて、本当によかったです」
「IFAに相談して、本当によかった」
IFAとしての信念
「後藤さん、私がIFAとして大切にしている信念があります」
「常識を疑え」
「世間では、**”債券でリスク分散”**が常識です」
「でも、本当にそうでしょうか?」
「債券は、年利2%しかない」
「インフレ率2%なら、実質リターンはゼロ」
「それより、投資用マンションの方が、はるかに優れています」
「家賃利回り3〜5%」
「インフレに強い」
「三大疾病保障付き」
「一生続く収入」
「なぜ債券を買う必要があるのか?」
「IFAとして、私は債券不要論を唱えます」
「その代わり、優良アクティブファンド + 投資用マンション」
「これが、最強のポートフォリオです」
まとめ:IFAが考える「本当の分散」
本当の分散とは:
- 優良アクティブファンド(株式)
- 年利11%の高リターン
- 暴落時も守りが強い
- 長期で資産を最大化
- 投資用マンション(不動産)
- 株式市場と相関が低い
- 家賃収入で安定性
- インフレに強い
- 三大疾病保障で万が一に備える
- 相続税対策
- 現金
- 緊急時のセーフティネット
- 暴落時の買い増し資金
債券は、不要。
「この3つで、完璧な分散投資が実現します」
次回、第9話では、相続と終活について考えます。
IFAとして、私が提案する「家族に迷惑をかけない」資産承継の方法とは?
投資用マンションの相続メリットについても、詳しく解説します。
〜次回予告〜 【第9話】相続と終活〜IFAが教える、資産承継の正しい方法〜
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