第7話 「健康=最大の資産 ― 介護・医療コストとその備え」

人生とマネーの交差点 ― 全10話シリーズ

健康寿命を延ばすための投資

どれだけお金を貯めても、健康を失えば意味がありません。

健康は、最大の資産です。

私の父は、60代で脳梗塞になりました。幸い命は助かりましたが、後遺症が残り、以前のような生活はできなくなりました。医療費、リハビリ費、介護費――予想以上のコストがかかりました。

もし、もっと早く健康に投資していたら――そう思わずにはいられません。

健康への投資とは:

  • 定期的な健康診断
  • 歯のメンテナンス
  • 適度な運動習慣
  • バランスの取れた食事
  • 質の良い睡眠

これらは、将来の医療費を減らすだけでなく、人生の質を高めてくれます。

介護保険・医療保険・先進医療の備え

日本には公的な医療保険がありますが、すべてをカバーできるわけではありません。

特に、介護費用は長期化すると大きな負担になります。

備えるべきポイント:

  • 高額療養費制度 ― 医療費が一定額を超えた場合の還付
  • 民間の医療保険 ― がん保険、先進医療特約など
  • 介護保険 ― 公的介護保険と民間の上乗せ保険

保険は「入りすぎ」も問題ですが、「備えなさすぎ」も危険です。自分のリスクを冷静に見極め、必要な保険を選びましょう。

“医療負債”にならないためにできること

医療費が原因で、老後資金が底をつく――そんな「医療負債」に陥らないために、今からできることがあります。

  1. 健康に投資する ― 予防が最大の節約
  2. 医療保険を見直す ― 必要な保障を確保
  3. 緊急資金を確保する ― 突然の医療費に備える

健康は、お金で買えないものです。 でも、お金を使って守ることはできます。

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■昭和42年2月13日生 ■出身:群馬県伊勢崎市 ■住まい:群馬県高崎市 ■趣味:Audi A5でのドライブ・映画鑑賞・都市伝説・クレー射撃・狩猟 ■保有資格 ・証券外務員一種 ・投資診断士 ・相続診断士 ・二級ファイナンシャルプランニング技能士 ・AFP(日本ファイナンシャル・プランナー協会) ・福祉住環境コーディネーター