IFAに相談するデメリットとは?

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は中立的で信頼できる存在ですが、当然ながら万能ではありません。 あえてデメリットを知っておくことで、後悔のないパートナー選びができます。

ここでは、IFAに相談する際に注意しておきたいポイントを整理します。

1. IFAの質に差がある

IFAは独立した立場だからこそ、人によって実力や姿勢に大きな差があります。 資産運用の知識が豊富で提案力に優れたIFAもいれば、経験が浅く十分なアドバイスを得られないケースもあります。

信頼できるIFAを選ぶためには、経歴・資格・実績を必ずチェックすることが大切です。

2. 金融機関のブランド保証がない

銀行や大手証券会社と違い、IFAには大手ブランドの「看板」がありません。 そのため、初めて相談する人からすると「安心感が薄い」と感じる場合もあります。

ただし、IFAも金融庁の登録を受けた正式な事業者です。 不安を減らすには、正規の登録があるかどうかを確認すると安心できます。

3. 提案できる範囲に限界がある

IFAは独立しているとはいえ、すべての金融商品を扱えるわけではありません。 提携している証券会社や保険会社の商品が中心となるため、「完全に全ての商品から選べる」わけではない点には注意が必要です。

4. サービス料や手数料が発生する場合も

IFAは多くの場合、証券会社からの手数料で収益を得ています。 しかし一部では相談料や顧問料を設定しているIFAも存在します。

「無料相談」と思っていても後から費用がかかるケースもあるため、料金体系を事前に確認しておきましょう。

まとめ:デメリットも理解して納得の相談を

IFAには「質の差」や「商品範囲の限界」などのデメリットがありますが、信頼できるIFAを選べば十分にカバーできるものです。 逆に、こうした注意点を理解して選ぶことで、本当に長く付き合えるパートナーに出会えるでしょう。

メリットとデメリットを冷静に比較し、あなたにとって最適な相談先を選んでください。

ABOUTこの記事をかいた人

■昭和42年2月13日生 ■出身:群馬県伊勢崎市 ■住まい:群馬県高崎市 ■趣味:Audi A5でのドライブ・映画鑑賞・都市伝説・クレー射撃・狩猟 ■保有資格 ・証券外務員一種 ・投資診断士 ・相続診断士 ・二級ファイナンシャルプランニング技能士 ・AFP(日本ファイナンシャル・プランナー協会) ・福祉住環境コーディネーター